とある巨匠指揮者と大御所バイオリニスト、
そんな二人と老舗オーケストラの組み合わせで
邦人作品のバイオリン協奏曲を上演した。
巨匠指揮者は指揮を振るというよりは
指揮台の上でマルを書いている人だったそうで。
そしてその邦人作品はなかなか複雑な曲とかで
何やってんだか、今どこ弾いてるんだか、
今の時代なら「楽譜にGPSが欲しい」と言うような?
暗雲立ちこめるまま本番へ。
そして演奏中、なんだかもうわけがわからなくなり
(それでも客席には伝わらないように演奏するのがプロ)
バイオリニストが指揮者に近寄って行き、
小声で「(指揮者に)先生、今どこ??」と聞いた。
小声で指揮者が答える。
「俺に聞くな!わしにもわからん。」
と言いながらマル書いて指揮を振り続けたという、昔話。
※とかなんとかはありつつも、
演奏会は大盛況で終焉、、いや終演を迎えたそうです。
※とかなんとかはありつつも、
演奏会は大盛況で終焉、、いや終演を迎えたそうです。
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