2016年7月13日水曜日

チューニング2

びよら冗句
バスジョーク


リハーサル中、指揮者が演奏を止めて言った。
「コントラバスの音程が合っていないが
 チューニングは合っているのかね?」

コントラバス奏者が弦を引っ張ってみてこう答えた。
「マエストロ、全ての弦の張力は同じ、正確なので
 チューニングは合っています」

するとビオラ奏者が後ろを向いてこう怒鳴った。
「このトンチンカン!
 張力じゃないよ!ほら、ペグが平行になってないじゃないか!」



※解説
 コントラバスの弦は4〜5本(楽器による)ありますが、
 当然音程は全て違うので(他の弦楽器と違い4度ずつ高低する)
 張力が同じ、という時点でおかしい、これがバスジョーク。

 ペグ(弦を巻き付けてある糸巻き、これを回して調弦する)が
 平行かどうかも、音程には全く関係が無い。
 これがびよら冗句。

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