いつ頃の話なんでしょう、聞いた話です。
演目は最後の曲、威風堂々だったそうで。
7〜8分の曲ですね。
この曲の途中で急に停電、真っ暗になったんだと。
威風堂々は年間通してよく弾く曲なので、
別に楽譜なんてなくたって覚えています。
この時、奏者達は暗闇の中演奏を続け、
見事に最後まで弾ききり、拍手喝采!
お客様方はもの凄く感動してお帰りになられたそうです。
さて。
終演後に指揮者がつぶやいた。
「僕って、何なんですかね。。。」
※解説
オーケストラ奏者は、出来れば2回弾きたくないので、
そらでも弾ける曲だったから意地でも弾き通した。
よくやる曲はそのオーケストラ弾き方があるので
指揮なんて見てないというか、指揮者なんていらない。
暗闇になって仕事が無くなるのは指揮者だけなのです。
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