2016年11月14日月曜日

コントラバスは弦楽器だろうか

指揮者の指示。

パートをピックアップして練習したかった時、
「弦楽器だけお願いします」
と言ったので弦楽器だけが弾くと、すぐ止めて、
「コントラバスいらない!弦楽器だけ!」

ある外国人指揮者の時も
「Strings and double-basses」

コントラバスは弦楽器じゃないらしい。

ちなみにバスジョークでは
「音程のある打楽器」と言われています。


2016年11月8日火曜日

何の曲?2ndバイオリン

2ndバイオリン奏者。

仲の良いパートで、
出過ぎず、勝手な1stを支える内助の功。
テンポキープで刻んでいる事が多く、
演奏家というよりもはや職人魂。
1stや他の楽器のテンポが揺れても
刻みながらなんとか合わせてくれるのが2ndバイオリン。

そんな彼らの役割、
ポルカは「んぱんぱ」延々と「んぱんぱ」
何回弾いたっけ、今がどこかはメロディで判断。
ワルツは基本「ん〜ぱっぱっ」
仏の気持ちで延々と「ん〜ぱっぱっ」

2ndバイオリン奏者に聞いてみる。
「鍛冶屋のポルカってどんな曲だっけ?」
「・・んぱんぱんぱんぱ、、、
 ってゆーかメロディ弾いてないからわかんない」
そう言うわりには、1stバイオリン奏者に聞いてくる。
「あのさ、ワルツでさ、
 ん〜ぱっぱっん〜た〜あ〜ってなる曲なんだった?」
「・・・えっと、メロディ歌って?」


2016年11月6日日曜日

何の曲?1stバイオリン

1stバイオリン奏者。

基本的に自分たちがメロディだと思っている。
「そこのクラリネットのメロディ!」
とか指揮者に言われると、
「え?私たちメロディじゃなかったの?」
と驚く。

他のパートを聴いていない、、
もとい、
他のパートに興味が無い人が多く、
こんな事があった。

12月初め、2ndバイオリンの人がなにやら練習している。
50代のベテラン1stバイオリン奏者が聞く、
「何さらってるの?難しそうな曲ね?」
「・・・今日の曲ですけど。」
2ndバイオリン奏者が練習していたのは第九だった。

※第九とは
ベートーベンの交響曲第9番。
毎年12月になると何度も弾く曲。

2016年11月3日木曜日

楽器紹介

子供対象のコンサートだと、
各楽器の紹介をする事がある。
それぞれパートの首席奏者が演奏を披露。

・バイオリン
コンサートマスターが演奏するので、腕自慢コーナー
上手なコンマスだとオーケストラ全員がうっとり、
たまにそうでもないコンマスだとうつむき微笑。

・ヴィオラ
ヴィオラらしい音域で、ほんわかした曲

・チェロ
子供に対してより、チェリスト達への腕自慢、
なんのプライドだか、ヴィオラより高い音域で弾く人が多い。

・コントラバス
適当な曲を弾いた後、最後に一番低い音をズンと弾き、
うわぁ!と大騒ぎする子供達の前でドヤ顔。

・ハープ
大体長い。
うっとり出来る時とびっくりする時と・・

・フルート
王道派→アルルやカルメンのソロ、バディネリなど
皆で仲良く→あし笛の踊りや流行の曲など

・オーボエ
白鳥の湖のソロなど、真面目な人が多い。
オーボエソロの有名な曲を、
その前の順で弦楽器からフルートまでに取られてしまって
レパートリーが無くなって困る事もある。

・クラリネット
クラリネット壊しちゃった、他、万能。
変なウケ狙いではなく子供を楽しませてくれる。

・ファゴット
どこかで低いメロディを必ず入れてくる。
コントラが入るアンサンブルになるとなんとも言えない低さ。

・ホルン
とにかく外さないかオーケストラ全員が固唾を飲み神に祈る。
ここ数年の流行はモンハン。

・トランペット
競馬のファンファーレからヒヒーンなど、多彩。
ラッパあたりからウケを取る人が増えてくる。

・トロンボーン
スライド命、どんな曲でもグリッサンド多め。

・チューバ
登場するだけで子供達の歓声にドヤ顔。
コントラバス同様、最後に低い音で再び沸いてドヤ顔。

・打楽器
ティンパニ→音程が変えられる楽器という全面的主張。
木琴→腕自慢コーナー
グロッケン→ディズニーの出番
トライアングル→突然指名されて紹介の仕方に困る
タンバリン→親指を滑らせて叩き、子供達に「え?」と言わせる。
大太鼓、小太鼓、シンバル→打ち合わせ無しのドラムマーチ