仕事の出来る指揮者と愛される指揮者は違う。
愛される指揮者はやはり人柄が重要なもので。
とある、おっちょこちょい愛され指揮者のお話。
カデンツ(指揮は振らない)途中で振り始めようとし
「(小声で)マエストロ、まだです!」
と、一番前の奏者に教えられる。
ややこしい現代曲、なんだかバラバラになってきて
合ってるんだか合っていないんだか、
指揮者は現在地を叫ぶ、
「(今は練習番号の)C!・・・くらい」
そんないい加減な情報ならいらないけど。。
どこ振ってるんだかわからなくなって
振りながら一番前の奏者に声をかける、
「ねぇ、今どこ?」「・・・131です」
本番で振り間違え、
「うわぁ!ごめんっ!」と叫ぶ
お客様に丸聞こえです。
リハで楽団員から指示を受ける。
楽「そこ、合ってないので練習して下さい。」
指「あとは?どうしたら良い?」
楽「・・・あと、あそこと、ここと、、」
最後に。
興奮して指揮台から落ちる。
愛される指揮者はその人柄です。
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