2016年6月30日木曜日

ノイズキャンセラー

びよら冗句
 
 
弦楽四重奏の演奏会をしていた際に
チェリストが録音をしていた。
演奏会後、彼らは飲みながら録音を聴き、
バイオリニストが言う。
「なんだ?雑音が多いな?
 この機械ノイズキャンセラー無いのか?」
チェリストが
「ちょっと待って、ノイズキャンセラー、っと。」

雑音が消えて素晴らしい調べが流れ出す。
二本のバイオリンとチェロの三重奏が。


※一応解説
 ノイズキャンセラーで雑音と共に
 ビオラの音(ノイズ)も消えたという事です。


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びよら奏者1「最新のノイズキャンセラー付き録音機じゃ
       俺たちの音が消えるらしいぜ!」
びよら奏者2「うぉー!俺たちすげーな!手品か!」
びよら奏者1「手品だよな!ところでノイズキャンセラーってなんだ?」
びよら奏者2「手品の名前だろ?」


 

2016年6月29日水曜日

びよらテロ

びよら冗句
 
 
びよらテロ

テロリストが空港でジャックした飛行機には
オーケストラの団員達が乗っていた。
機転を効かし皆逃げたが、
ビオラ奏者達が逃げ遅れた。

〜その1〜
交渉人「すぐに人質を解放しろ!」
テロリスト「要求を飲め!」
交渉人「人質は何人だ?!」
テロリスト「ヴィオリスト10人だ!」
機動隊「よし、爆破しろ。」

〜その2〜
交渉人「すぐに人質を解放しろ!」
テロリスト「要求を飲まないとヴィオリストを解放するぞ!」
交渉人「いやいや待て待て待て、話を聞こうじゃないか。」

〜その3〜
機動隊「見て下さい、誰かでてきます!」
交渉人「あれは誰だ?!犯人か?!」
団員たち「あれは!全員うちのビオラ奏者達です!」
交渉人「君たち、解放されたのか?!」
ビオラ奏者「僕がビオラを弾いたら、
     奴ら急に頭かかえてうずくまっていったんだ」


解説の必要は無いかと。

2016年6月28日火曜日

弦楽四重奏

びよら冗句
 
 
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弦楽四重奏、欠員につきメンバー募集。
募集パートは以下。
・1stバイオリン奏者
・2ndバイオリン奏者
・チェロ奏者


解説の必要は無いかと。

2016年6月27日月曜日

バイオリンとビオラの違い

びよら冗句
 
 
バイオリンとビオラの違い。

薪にした時に
びよらの方が長く燃える。
そもそもバイオリンは燃やさないけどね。

バイオリンは調弦が出来る。
ビオラは調弦済みでの販売。

空港の荷物検査にて
「バイオリンです!丁重に扱うように!」
「びよらです!
 楽器を持ち込むなんてテロかもしれません!
 機内で演奏させないように!」

2016年6月26日日曜日

びよらの作り方

びよら冗句
 
 
びよらの作り方。
バイオリンにお湯かけて
レンジでチンしたらびよらが出来る。

びよら奏者の作り方。
バイオリン奏者にお湯かけて・・・

2016年6月25日土曜日

びよら売ります

びよら冗句
 
 
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ビオラ売ります。
19世紀のドイツ製、弓とケース付き、
最近調弦済みの良品です!


※調弦=チューニング

ビオラ奏者は調弦もまともに出来ないとされている。
調弦は演奏の際に必ずするものです。
これがびよら冗句。
「え?音合ってない?去年調弦済みで買ったのに。」

2016年6月24日金曜日

びよら冗句

オーケストラにはビオラ(ヴィオラ)という楽器があります。
ビオラはバイオリンを一回り大きくした楽器。
バイオリンと同じようにアゴに挟んで演奏。

バイオリンの一番高い音の弦が無いかわりに
低い音の弦がもう一本↓
バイオリン→ ソレラミ
ヴィオラ →ドソレラ

さて、
オーケストラには長年語り継がれる
『びよら冗句』というものがあるのです。
楽器ジョークは沢山あるけれど、
ビオラ奏者を小馬鹿にしたジョークだけが山ほど。

その理由は。

ビオラという楽器を子供の頃から練習する人はいない。
あー、言いすぎました。
いや、いないでしょう、多分。いないよね、きっと。
この楽器を弾くようになる人のおよそ99%は
”バイオリンが上手じゃなかったからビオラに転向”
残りの1%、、、もいないかもしれない少数派は、
バイオリンはなかなか弾けたんだけども
ビオラの音が好きで、そのパートが好きで
バイオリンの先生に惜しまれつつもビオラに転向。
いや、真に受けないで下さい、
ちゃんと弾ける人ももうちょっとはいるかもしれない。
かもしれない。いるかなー。どうだろう。
※ジョークですのでまともに受け取らないで下さいね。

要するに、ほぼ全員が元バイオリン奏者なわけで。
それも、殆どがあんまり上手じゃなかった奏者なわけで。
こうしてこの人気の無い楽器を手に取ってみたわけで。

さてさて、ではどういう事が起こるか?
バイオリンが弾けなかった人達が
ビオラだったら急に上手になるわけないでしょう?
劣等生だった彼らが急にエリートと同じ舞台に立つ、
学年で一番だったバイオリニストしか就職出来なかったのに
ビリでビオラに転向した人が同じオケに就職出来ちゃう。
すると。

オーケストラのリハーサルで「びよらだけ合わない」
室内楽の練習で「びよら奏者が迷子」
休憩時間に、何やらトンチンカンな事を言い出す。
ちゃんと弾けるびよら奏者を探すのが至難の業。←本当。
出来る同僚と同じ土俵で自分も出来るフリが始まる。
でもね、誰も怒らない、特に気にしない、
だって、ビオラだもん。ビオリスト、そんなもんだよ。

かくして。
成績が悪くて苦しかったバイオリンから解放されて
目立つメロディーから、当たらない高い音から逃れて
身も心もすっかりおおらかになった彼らは
びよら冗句を理解する脳みそを持ち合わせてないので
何言われたって平気!
みたいなびよら冗句がどんどん出てきたわけです、
主にドイツで。

ここで、ビオラジョークをびよら冗句と書いているのは
インターネットが普及し始めた頃に
「げんさんのびよら冗句」というHPが内輪で流行、
ドイツ語のビオラジョークを日本語に訳しておられるようで、
この方に敬意を表して「びよら冗句」と書かせて頂いております。

※実際日本でオーケストラに就職しようと思うと
 成績ビリでビオラに替わった人には恐らく難しい。
 それでも↑仕事は、本当に彼らには山ほどありますが、
 (フリーのバイオリン奏者だと平均的にそんなに仕事が無い)
 就職出来る人はさすがに「平均」くらいから転向した人、かな。


では、恐らく職場でも最も有名なびよら冗句を一つ

オーケストラで、あるビオラ奏者が
いつも舞台に出る前に必ず上着の内側を見て
大きく頷いて舞台に出て行っていた。
ある時、気になった他楽器奏者が
ビオラ奏者が脱ぎっぱなしにしていた上着を拾い
その内側を見てみると、こんなメモが。
『楽器は左手、弓は右手』